「知られざる島根の名品たち」展

2018年12月3日(土)~2019年2月26日(日)開催

 今年度の最終展示は、今岡コレクションの中から絵画と陶芸、異なるジャンルの作品を二部構成で
展示いたします。第一部では「絵画に描かれた女性の美」と題し、当館ゆかりの日本画家・楠本宗平が
描く女性画のほか、郷土作家・石本正、橋本明治、木村義男の女性画を展示いたします。
 第二部「不昧公ゆかりの茶陶展」では、2018年に没後200年を迎え、ますます注目が集まる松江藩
第七代藩主松平治郷(不昧)が育んだ楽山焼・布志名焼の作品群を展示いたします。また不昧公筆の
書画も同時展示いたします。この機会に是非ご覧ください。

期  間: 2018年12月3日(土) ~ 2019年2月26日(日)
時  間: 9時 ~ 17時(最終入場16:30までにご来館ください)
閉館日 :月曜日休館(但し、月曜祝日の場合は開館、翌火曜日休館)
    ※年末年始(12/26~1/2まで休館)


楠本宗平(くすもと そうへい) 

 明治37年(1904)和歌山県生まれ。17歳の時に金嶋桂華の推挙で日本画の大家・竹内栖鳳の画塾
「竹杖会」に入会(当時としては異例であった)画業に励んだ。その腕は確かなもので栖鳳にして
「自分より画技が達つ」と言わしめたほどの腕前だったという逸話も残る。その後、竹杖会を退会、
無所属に転向して自由な画風を展開するも、積極的に世間に出ることのなかった画家であったことから、その卓越した画業はあまり知られていない。

松平治郷(不昧) (まつだいらはるさと・ふまいこう) 

 松江藩第七代藩主。江戸の赤坂藩邸で生まれる。若くして茶道・禅に通じ、伊佐幸琢に石州流茶道を、
禅を大巓和尚に学んだ。江戸時代錯綜していた茶道文化に一石を投じ、利休の侘び茶を理想としながら
自ら不昧流を確立した。茶書の研究、名物茶道具の蒐集を積極的に行い、記録を残した「古今名物類聚」
「雲州名物」「中興名物」などの資料は現在でも貴重な資料であり、歴史に名高い大名茶人。

知られざるポスターjpg.jpg広告制作:㈱あしたの為のDesign


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  楠本宗平「春雨」151.5×59.5cm

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 楠本宗平「飲啄図」103.0×129.0cm

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 松平不昧「富士画賛」32.6×62.0cm

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空斎「楽山焼 海老茶碗」


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 岡田雪台「赤楽宝珠茶碗」